
前略
2003年1月18日(土)「イラク・ピースアクション もう戦争はいらない」集会が午後1時から日比谷野外小音楽堂での開催後に、「イラク戦争〜反対!」とアピールしながらギンザ銀座・パレードしました。
その時に交差点で信号待ちしていた外国の方々に"Join us in parading!"(一緒にパレードしませんか!)と声掛けすると、気軽に参加してくれました。貴重な体験です。
ところが、日本の人々は遠巻きに眺めているだけで、国民性の違いを痛烈に感じさせられました。
あの時から「日本人にとってのデモ行進とは」という設問をズーっと持ち続けています。(卒業式の3月20日にイラク空爆開始!!!)
ちょうど一か月前には、一生の想い出になった集会がありました。
2002年12月13日(金)「戦争はイヤだ! これが市民の声だ」が夕方6時から渋谷公会堂で開催された。檀上には呼びかけ人のひとりの小田実氏が、いつもの木訥な調子で「難死の思想」―大阪空襲の航空写真記事を右手で高く掲げながら、この空爆の下には多くの市民が生活していた―を独特な関西弁で訴えておられた。
そして、集会後は近くの宮下公園までデモ行進をしました。
その解散時の暗闇で小田実氏と堅い握手の感触は今でも忘れられません。
1965〜74年に「ベトナムに平和を!市民連合(通称「べ平連」)の旗揚げは岳重人の青春の証でもあったからだ。
大学でも「べ平連」活動をしていた。
久しぶりに、ジョンレノンの写真を胸に参加しました。
国会議事堂周辺はキャンドルを片手に、ペンライトを振りながらデモする人々で埋め尽くされた。私は車いすの女性の横に立って毎年4・22の≪アース・デイ≫に使っているキャンドルをかざしていました。
キャンドルの輪で国会を包囲するためです。しかしメトロの国会側の出口1と2は規制された。
車いすの女性が「再稼働、反対!」と不自由な体にもかかわらず、デモ規制する警官に向かって訴えています。
岳重人も「再稼働、反対!」と声が続く限り元気よく張り上げました。少し声がかすれ気味かも……。
上空はヘリコプターが飛び交っている回転音が響いています。
国会正面には若い女性がうちわに「再稼働やめて!」と子どもの絵柄がなかなか可愛いくていいですね。
太鼓の音もリズムよく盛り上げます。
8時も過ぎてみんなで「故郷」を熱唱して三々五々解散しました。
こんなデモなので、あの懐かしい「べ平連」の運動が重なっていました。いいぞ。
草々