2013年04月25日

『鐘撞き人』5月3日発売決定!!


鐘撞き人表紙画像.jpg
遂に完結!!
「ホッホとKenjiの往復書簡」第V部『鐘撞き人』<愛と平和>篇が発売になります。
東日本大震災を契機に、著者・岳重人が古今東西の賢者たちの知識と知恵をユーモアを交えながら語り尽くします。
ここに岳重人からのメッセージが届きましたのでご紹介します。

【この本を読んでくださる方々へ】
1.
あの忌まわしい2011年3・11から、あっという間に2年間がまるで駆け足のように過ぎました。当時、防災放送アナウンサーの遠藤未希さん(24歳)が「大津波が来ますので、高台に至急避難してください。海岸の近くには絶対に近づかないでください」と住民のために繰り返し放送し続け、そのまま帰らぬ人になりました。
2.
「『種蒔き人』第T部<夢と希望>篇〔3・11〕の上梓に際して」で、「時空を超えて交わされた<ホッホとKenjiの往復書簡>の背景には遠藤未希さんのことがしっかりイメージされています。なんとか未来に繋がる希望を発信できないだろうかと。それが、エスペラント(希望しつつある人)に収束していきました。」と最後に綴りました。
3.
次に≪あとがきにかえて≫で、「『舟曳き人』第U部<核と未来>篇〔2012・7・14〕は、今まで見聞きした書籍や写真集、絵画、新聞資料等からあらゆる<橋と舟と水>を洗い出しました。面白い作業です」と、3・11からの16か月を振り返りました。「科学技術に<良心>がなく、反科学技術には<良心>がある」との結論に至りました。
4.
足かけ3年にわたって、ようやく『鐘撞き人』第V部<愛と平和>篇〔2013年5月8日「憲法記念日」発刊〕にたどり着きました。1923(大正12)年9・1の関東大震災後に日本が右傾化していった90年前の歴史を振り返って、2011(平成23)年3・11の東日本大震災後の世相が、あまりにも似ていることの危機感から生まれました。
5.
1923年と平成23年奇妙に「23」という数字が隠されています。また、歴史上で暗殺された賢者を「干支」別に誕生年と暗殺年を整理して見て、今まで見えなかった衝撃的な事実が発見できました。それは、第44代大統領バラク・オバマ氏が暗殺される危惧を・・・今年2013(平成25)年「巳年」ゆえに・・・警鐘しています。
6.
そんな折、ボストン・マラソンにおいて父のゴール・インを心待ちにしていた8歳のマーティン・リチャードくん、クリストル・キャンベルさん(23歳)、そしてボストン大学大学院の中国留学生の呂令子さん(23歳)の尊い命が奪われました。また、オバマ大統領には、別件で猛毒のリシンが郵送されています。予見が的中しました。
7.本書の収益金の全額は、東北三県で両親を亡くした子ども達への進路・進学補助の<KIDS基金>に寄付・喜捨されます。そもそも10年計画のプロジェクトですので、一般書店には置いておりません。銀座の教文館だけはご協力していただいています。
なにとぞ、これらの趣旨を汲んでいただければ幸いです。
                                     岳重人
posted by 岳重人 at 07:37| Comment(0) | 日記